ヒゲやすね毛など、ムダ毛を脱毛してしまう男性が少しずつ増えてきています。
まだ少数派ではありますが、アンダーヘアを脱毛する男性もいますね。
ちなみに、脱毛の施術を受けた当日は、激しい運動が禁止されていることはご存知でしょうか。
激しい運動には、もちろん彼女との性行為も含まれます。
なぜ脱毛した当日のセックスが禁止されているのか、詳しくご説明します。
脱毛当日の激しい運動は肌トラブルの原因に
光脱毛やレーザー脱毛など、脱毛の種類を問わず、施術当日は激しい運動をすることが禁止されています。
熱いお風呂に長時間入ることや、激しいスポーツで汗を流すこと、もちろん彼女とのセックスも含まれます。
久しぶりに彼女と会えて、今夜は盛り上がりそう…!と期待で胸がいっぱいでも我慢すべきです。
脱毛した日の激しい運動がダメな理由について、順を追って解説していきます。
竿の血流が良くなることが問題
なぜ脱毛後の激しい運動が禁止されているのかというと、肌に悪影響を与える可能性が高まるのです。
光脱毛やレーザー脱毛は、毛根に熱を与えて毛が生えてこないようにしています。
パッと見た感じではわかりませんが、毛穴一つひとつが軽い火傷をしているような状態です。
冷却ジェルを塗ったり、保冷剤を使いながら照射するのも、肌を冷やして火傷を防ぐため。
激しい運動で血行が促進されてしまうと、肌が赤く腫れてしまったり、炎症を起こすリスクが高まります。
せっかくムダ毛を処理してキレイな肌になれるのに、肌荒れしてしまっては意味がありません。
彼女といい雰囲気にでもなろうものなら、竿には大量の血流が流れます。
陰部が赤く腫れてしまうのは避けたいですよね。
脱毛後、2〜3日は自粛しましょう。

ずっとは嫌ですけど、たまにはラブラブタイムなしで静かに寝るのもメリハリがあっていいと思いますよ。
毛穴からの感染リスクも高まる
血行が良くなることに加えて、毛穴から雑菌が入り込むリスクも高まります。
脱毛前はムダ毛をカミソリやシェーバーで自己処理をしていますし、光やレーザーを当てられて、肌がデリケートな状態になっています。
激しく動いたことで汗をかいてしまうと、開いた毛穴に汚い汗が入り込んでしまい、肌トラブルを引き起こしかねません。
とくにセックスの場合は、体液が竿や玉に触れる機会が多くなります。
コンドームをつければ問題ないのでは?と考える男性もいますが、諦めてください。
コンドームでカバーできるのは、あくまで竿のみ。
竿周辺の毛穴や玉、肛門周りをカバーすることはできませんよね。

「俺の彼女は濡れにくいから大丈夫…」なんて考えは絶対に止めてくださいね。別の問題があるかもしれませんよ。
口や手でしてもらうなら大丈夫か
挿入することで感染リスクが高まるのなら、口や手でしてもらえれば大丈夫なのでは?と考えた方もいるのではないでしょうか。
コンドームをつけた状態で、唾液をたらさないようにすれば、確かに感染リスクは少なくなるでしょう。
きちんと手を洗った上で触れる行為も、感染のリスクは高くありません。
しかしながら、問題は感染だけではなく血行が良くなる行為にもあります。
竿がギンギンに立ち上がっている以上、下半身の血行は抜群に促進されています。
口や手も結果は同じですので、脱毛当日は何とか我慢するようにしましょう。
ポリネシアンセックスなら大丈夫か
激しい運動がダメなのであれば、ポリネシアンセックスなら大丈夫なのでは?と考えた方もいるかもしれません。
ポリネシアンセックスをご存知でない方は、Wikipediaの説明を参考にしてください。
ポリネシアンセックスとは、射精よりも精神的な交わりを重視し、通常は数秒しか持続しない男性のオーガズムが長時間持続する行為。
前戯に最低1時間かけ、また陰茎を膣への挿入後 30分はピストン運動を行わず、抱擁や愛撫に留める。(ただし、男性に勃起力が無くなりそうなとき、女性に性感が無くなるときは動きが必要)
オーガズム後も、性器を結合させたまま抱き合う。(一部要約)
挿入後、激しく腰を動かしたりせず、抱き合ったままチュッチュするタイプの行為です。
一般的な性行為と比べて、血流の促進や心拍数の高まりを抑えられることは間違いないでしょう。
ですがポリネシアンセックスも脱毛当日は控えましょう。
繰り返しになりますが、竿が立ち上がっている以上は下半身の血行が早くなっています。
そろそろ脱毛当日の性行為を諦めましょう。
彼女だけを攻めるのなら大丈夫か
どうしても諦めきれず、彼女だけを攻めるのなら問題ないのでは?と考える男性もいるかもしれませんね。
彼女に求められて、応えてあげられないのは男の恥という考えも理解はできます。
でも諦めましょう。
竿や玉に刺激を与えないとしても、彼女を攻めているとき、あなたの心臓は必死に血液を送り出そうとしています。
一切興奮することなく、心を無にしながら手だけで彼女を攻められる!という男性がいるのなら、肌トラブルのリスクは少ないかもしれません。
でもそんな行為、彼女は喜ばないですよね。

求めてくれるのはうれしいですけど、行為がきっかけで彼氏の肌が荒れてしまったりすると彼女も責任を感じてしまいますよ。
脱毛当日は飲酒や入浴・サウナも禁止
彼女とのセックスは我慢するとしても、数ヶ月前に予約した人気店のディナーは絶対に行きたい…!といったこともあるでしょう。
脱毛当日に高級レストランで食事をすることはまったく問題ありませんが、飲酒は控えるようにしましょう。
飲酒も体内の血行を促進することにつながるため、光やレーザーを照射した箇所が赤く腫れ上がってしまう可能性があります。
長時間のお風呂やサウナも禁止されているため、彼女と一緒に泡風呂でキャッキャウフフしたい…!という願望も次回までお預けです。
熱いお風呂に長時間つからず、シャワー程度であれば問題ないといわれています。
シャワーで最低限の汚れを落として、脱毛当日は大人しく眠りにつきましょう。

明るい場所は恥ずかしいですけど、一緒にお風呂に入るのは楽しいですよね。でも脱毛した日は避けましょうね。
脱毛のスケジュールをうまく調整しましょう
「遠距離恋愛中で久しぶりに会えた彼女と今夜は盛り上がりたい…」「1週間以上我慢したからもう限界…」といったときもあるでしょう。
どうしても今夜頑張りたい、頑張らないといけないんだ…!というときは脱毛の予約を変更してもらいましょう。
ちなみに、予約日の直前でキャンセルした場合、湘南美容クリニックなどはキャンセル料が発生するため注意が必要です。
RINXやゴリラクリニックはキャンセル料は発生しませんが、直前での連絡は迷惑をかけるので極力避けましょう。
彼女と会える日程がわかった段階で、早めに予約日程を変更してもらえれば、誰ひとりとして不幸になることはありません。
ただし、脱毛サロンやクリニックによっては、変更した日程が1ヶ月以上先になってしまうこともあります。
彼女との時間を優先した以上、脱毛が先延ばしになることは受け入れましょう。
脱毛の注意点をしっかりと理解して、ムダ毛の脱毛も、彼女との関係も、両方うまく行くように進めていきましょう。