ヒゲが濃いことを悩んでいる男性は多いですね。
口の周りが青々としてしまう、青ヒゲをどうにかしようと考えている男性も少なくありません。
青ヒゲの原因は遺伝だったり、肌へのダメージなど色々考えられますが、そのひとつに皮膚が黒ずんでしまう色素沈着が挙げられます。
色素沈着はビタミン剤などのサプリメントで改善できると言われますが、果たして本当なのでしょうか?
今回は、青ヒゲとサプリメントの関係性について詳しくご説明します。
青ヒゲの色素沈着とはどのような現象か
そもそも青ヒゲの色素沈着とはどのような現象なのでしょうか。
一般的に青ヒゲと言われるのは、太いヒゲが肌の上から透けて見えてしまっている状態を指します。
体毛の濃い男性や、色白の男性はとくに青ヒゲが目立ちやすいですね。
あまり知られていませんが、青ヒゲが目立ってしまう原因は、ヒゲの太さや肌の色以外に色素沈着も影響しています。
色素沈着とは、メラニンが肌に残ってしまい、肌が黒ずんでしまう状態のこと。
メラニンは紫外線などから肌を守るため役割を担っていて、肌のターンオーバーとともに垢として排出されるのが一般的です。
しかしながら、一時的にメラニンが肌に残ってしまい、色素沈着を起こしてしまうことも。
肌が青っぽく見えていたのは、ヒゲではなく色素沈着が原因だったということもあるのです。
毎日のヒゲ剃りが色素沈着を引き起こす
なぜ色素沈着が起こるのかというと、毎日のヒゲ剃りが影響しているといわれています。
男性であれば毎日ヒゲを剃る方が大多数。
カミソリやシェーバーは、思っている以上に肌に大きな刺激を与えています。
毛抜きなどを使って、ヒゲを抜く行為も同様です。
肌へのダメージが大きいと、肌を守るためにメラニンが必要以上に作られてしまいます。
毎日ヒゲを剃る行為は、色素沈着を引き起こしやすい状態を作ってしまっていたのです。

女性の場合、ワキのムダ毛を何度も剃ることで色素沈着が起こりやすくなってしまいます。
サプリメントで色素沈着は改善可能か
ビタミン剤などのサプリメントを摂取することで、メラニンの生成を抑えられるのでは?と考える男性も多いです。
結論としては、サプリメントで色素沈着を完璧に改善することは難しいです。
なぜなら、口周りの色素沈着はヒゲ剃りなどの外部刺激によるものだからです。
サプリメントやビタミン剤をこまめに摂取したからといって、劇的に改善されることは期待できません。

サプリメントは医薬品ではないため、過度な期待は禁物ですよ。
色素沈着対策に効果的とされる栄養素
ビタミン剤だけで色素沈着を治すことは難しいものの、肌の調子を整える上で必要な栄養素であることに変わりはありません。
どういったサプリメントを摂取すると肌に良いのか、いくつか代表例をご紹介します。
ビタミンC
ビタミンCには、皮膚の代謝をよくする働きがあります。
美白にも効果があるといわれますが、もっとも注目したいのは抗酸化力。
紫外線による皮脂の酸化を抑える効果があるため、ニキビ予防にも効果があるといわれています。
肌のターンオーバーを整えるためにも、ビタミンCを積極的に摂るようにしましょう。
ビタミンB2
色素沈着には日常生活におけるストレスも影響しているといわれているため、ビタミンB2の摂取も効果的です。
知らず知らずに受けているストレスも、体内のビタミンB2が大量に消費される原因となっています。
ストレスでビタミンB2が足りなくなると、またイライラという悪循環に・・・。
ハードワークや夜更かしが続いたり、体力を使いすぎている場合もビタミンB2の使用量が増加します。
仕事やプライベートでイライラことが多い男性は、ビタミンB2を積極的に摂取してみましょう。
Lシステイン
ビタミンCやB2と比べると、あまり知名度の高くないLシステインですが、ターンオーバーの促進に効果があるといわれています。
アミノ酸の一種であるL−システインも、ターンオーバーを正常化することによって、肌の再生を促し、肌トラブルを改善する効果がある成分として注目されています。
体の新陳代謝を促したり、二日酔いにも効果があるため、お酒を飲む機会が多い男性にもおすすめです。
大豆イソフラボン
大豆に含まれるイソフラボンも、肌のターンオーバーを促進させる効果があるといわれています。
サプリメントで摂取することもできますが、大豆やピーナッツを食べることでも補えます。
また、肌に直接大豆イソフラボンを塗ることも効果があるため、抑毛ローションなどに含まれていることも多いです。

納豆を食べる習慣がある方なら、日常的に大豆イソフラボンを摂取できていると思いますよ。
青ヒゲを改善するなら脱毛も要検討
ビタミン剤などのサプリメントは肌の調子を整える上で役立つ栄養素ですが、色素沈着を治すほどの効果は期待できません。
青ヒゲを根本から解決したいのなら、ヒゲを脱毛してしまう以外に選択肢はありません。
コンシーラーでヒゲを隠したり、抑毛ローションを使い続けるなどの方法もありますが、いずれも応急処置に過ぎません。
ヒゲを生み出す細胞そのものにダメージを与えて、毛を生えてこない状態にするのが脱毛です。
脱毛でヒゲそのものをなくしてしまえば、毎日のヒゲ剃りで色素沈着を引き起こすこともなくなります。
ヒゲ脱毛の方法は主に3つ
ヒゲを脱毛するとなると、脱毛サロンやクリニックに通うことになります。
脱毛方法は大きく3つに分かれていて、それぞれの特徴や魅力を以下の表に整理しました。
光 | レーザー | ニードル | |
---|---|---|---|
費用 | ![]() | ![]() | ![]() |
効果 | ![]() | ![]() | ![]() |
痛み | ![]() | ![]() | ![]() |
期間 | ![]() | ![]() | ![]() |
光脱毛やレーザー、ニードルなど、それぞれ費用や脱毛が完了するまでの期間が大きく異なります。
脱毛にかけられる予算や期間などを考慮しながら、あなたにとってベストな方法を選びましょう。
ただし、口周りの色素沈着がひどい場合、ヒゲを脱毛しても黒ずみが残ってしまうこともあります。
色素沈着が気になる方は、脱毛クリニックで一度医師の診断を受けてみることをおすすめします。
脱毛サロンに医師はいないため、間違えないように気をつけましょう。

レーザー脱毛は医療行為にあたるため、クリニックには必ず医師が在籍していますよ。
サプリメントやビタミン剤に過度な期待な禁物
サプリメントで青ヒゲを少しでも改善できたらいいのですが、難しいのが現実です。
とはいえ、ビタミンCをなどのサプリメントを継続的に摂取することは、肌のターンオーバーを整える上で役立ちます。
口周りの黒ずみが気になるのなら、いくつかサプリメントを摂取してみてもよいでしょう。
チョコラBBやハイチオールなどであれば、ドラッグストアで簡単に買うことができますし、値段もそこまで高くありません。
ビタミンCなどの栄養素は体内に蓄積できないため、高いサプリメントを買うよりも、安いものでもコツコツ続けることが大切です。
根本から青ヒゲを改善したいのなら、脱毛を真剣に検討してみましょう。
脱毛する部位を口周りだけにすれば、6回で3万円前後など、費用もそこまで高額にもなりませんよ。
濃いヒゲに悩んでいる方は、脱毛クリニックの無料カウンセリングでまずは詳しい話を聞いてみることをおすすめします。