ひとりでも多くの美人と関係を持ちたい、それが男の本能。
しかしながら、恋人や妻など決まった相手ではなく、不特定多数の女性と関係を持つことは性病の感染リスクを高める行為。
軽い気持ちで関係を持ってしまい、性病を移されて大変な思いをした・・・という経験を実際にしている人は少なくありません。
不特定多数の女性と関係を持つとどんなリスクが発生するのか。
性病予防のためにどのように対策すべきなのか、この記事で詳しく解説します。
ヤリチンの自覚がある男性、出会いを求めて日々努力している男性は、ぜひチェックしてみてください。
関係を持つほど性病リスクは高まる
粘膜と粘膜が触れることで感染する性病は、より多くの女性と関係を持つほどリスクが高まってしまうもの。
恋人や妻など限定された相手と関係を続けるだけなら、性病が疑われたら2人で協力して治療し完治させることが可能でしょう。
しかし、不特定多数の女性を相手にしていると、いつ誰に性病を移されたか分かりません。
日本人男性に多い主な性病
性病は国や地域によってどんな細菌・ウイルスにかかりやすいのか異なります。
日本国内に住んでいる男性はどの性病にかかりやすいのか、患者数が多い代表的な性感染症を理解しておきましょう。
日本人男性に多いといわれてるのは、主に以下の4つとの調査結果が出ています。
- クラミジア
- 淋病(りんびょう)
- 性器ヘルペス
- 尖圭(せんけい)コンジローマ
とくに人口が多い都心部で性病に感染する男女が増加傾向。
東京や横浜、大阪に名古屋など、人口密集地域に住んでいる方は自ずと女性との出会いも多くなりますから、くれぐれも注意が必要です。
忘れてはいけないHIV
先程ご紹介した4つの性病だけでなく、エイズのことも忘れてはいけません。
エイズとは、ヒト免疫不全ウイルス(HIV)に感染することで発症する後天性免疫不全症候群という病気のこと。
エイズといえば、衛生環境の良くない後進国で広まっているというイメージを持つ方も多いかもしれません。
しかしここ数年日本でも患者数が増えており、1日に4人が新たに感染しているといわれています。
不特定多数の女性と関係を持つならHIVに感染するリスクも考慮すべきです。
死の病ではなくなりつつある
かつてエイズは死の病というイメージがありましたが、1990年後半に開発された抗ウイルス療法によって生存率が飛躍的に向上しています。
エイズは感染してから自覚症状が現れるまで3~10年かかることが多く、知らず知らずのうちに他人に移してしまう恐ろしい性感染症です。
不特定多数の女性と頻繁に関係を持っているなら、定期的に保健所で血液検査を受けてHIVに感染していないかチェックすることをおすすめします。

不治の病ではなくなってきたとはいえ、HIVに感染したなんてシャレにならないわよ。
男性が性病感染リスクを下げるコツ
「性病に感染するのは怖いけれど、女性と関係を持つのをすぐにはやめられない・・・」
そんな方は、性病感染リスクを下げる対策を取る必要があります。
女性とのラブタイムを楽しみながら性病感染リスクを下げたいなら、次の5つのコツを覚えておきましょう。
健康管理に気をつける
性病の感染リスクを下げたいのであれば、普段から健康管理に気をつけて免疫力をアップさせておきましょう。
免疫力が強ければ絶対に感染しない、というわけではありません。
しかしながら抵抗力が弱いと感染しやすいのも事実。
睡眠と食事に気をつかい、免疫力を保つ健康的な生活を送りましょう。
清潔な寝具やタオルを使う
毎日肌に触れている寝具やタオル、きちんとお手入れしていますか?
汚れが付着した寝具やタオルを使いまわしていると、感染症のリスクをアップさせてしまうため注意しましょう。
家に相手を呼んで性行為をすることが多い方は特に気をつけてください。
屋外での行為なんてもっての外です。

安いラブホもベッドとかバスタオルがクサイのでキライ。もう二度と行きたくない。
最初から避妊具をつける
「コンドームの着用は挿入直前でいいんでしょ?」
そう思っている方は、性病感染リスクが高いです。
不特定多数の女性を相手にしているのであれば、裸になった時点で避妊具をつけましょう。
性病は挿入時だけでなく性器が触れ合っただけでも感染する可能性があります。
「最初からコンドームをつけるなんて嫌!」
「生じゃないと気持ちよくない!」
と思ってしまうなら、不特定多数の女性と関係を持つこと自体見直してください。
オーラルセックスを避ける
性病感染を防ぐなら、オーラルセックスもやめておきましょう。
一部の性感染症はオーラルセックス(クンニ・フェラチオ)で移ってしまうことがあるためです。
どうしてもフェラチオをして欲しいのであれば、コンドームをつけた状態でしてもらいましょう。
「ゴムを付けた状態でフェラチオなんて全然気持ちよくない・・・」
と考えてしまうなら、不特定多数の女性を相手にするのをやめてください。

男性に気付かれないように自然な流れでゴムを装着するの、得意です。
アンダーヘアを処理する
日本ではアンダーヘアを処理する習慣はありませんが、世界基準では衛生のためにアンダーヘアを処理している国・地域が多いです。
アンダーヘアの処理は臭いや肌荒れを予防するだけでなく、性病感染リスクを下げる効果もあるのです。
アンダーヘアがないパイパンスタイルは日本では驚かれてしまいますが、不特定多数の女性と関係を持つならしっかり処理しておきましょう。
自己処理がうまくいかない場合は、ブラジリアンワックスや光・レーザー脱毛を行っているサロンやクリニックに行くことをおすすめします。
陰毛処理が性病リスクを下げる理由
海外では当たり前に行われている陰毛処理ですが、どうして性病のリスクを下げられるか知っていますか?
日本人男性はパイパンに抵抗を感じることが多いですが、性病予防の点でメリットは大きいですよ。
正しい理由を知って性病に関する知識を深めましょう。
毛じらみの感染を防げる
陰毛処理をする習慣がある国では、「陰毛があると毛じらみにかかってしまう」という認識があります。
毛じらみとはシラミという虫がヒトに寄生して起こる皮膚疾患のひとつ。
陰部だけでなく頭髪に寄生することもあるのが特徴です。
毛じらみは毛がない部分には寄生できないため、陰毛を処理することで感染を防止できます。
毛じらみの主な症状
シラミが陰毛に寄生すると、初期症状としてかゆみが発生するのが特徴。
衛生状態が悪くシラミの寄生が長期間続いてしまうと、かゆみだけでなく湿疹やかぶれも発生する可能性もあります。
シラミが分泌する唾液にアレルギー反応を起こして激しいかゆみを引き起こすこともあり、かきむしることにより炎症・化膿を起こすこともあるため注意しましょう。
陰部のかゆみが一時的でなく、長く続く(数週間以上)ようなら一度専門医に見てもらうことをおすすめします。
かゆみを感じている状態で女性と関係を持ってしまうと、毛じらみを感染させてしまうリスクもあります。
くれぐれも気をつけてください。

エッチも気持ちよくなるから、みんなパイパンにしちゃえばいいのにっていつも思ってます。
自覚症状が出づらい性病もある
毛じらみのように、かゆくなるなどの症状がすぐに現れれば感染後もすぐに対応できます。
しかし性病のなかで患者数が多いといわれているクラミジアの場合、自覚症状が出づらいのです。
それゆえ知らないうちに他人に移してしまうことも。
性病を広めないためにも、患者数が多いクラミジアの症状と感染経路を理解しておきましょう。
クラミジアの主な症状
クラミジアに感染すると、性器に痛みやかゆみを感じます。
症状の特徴としては、排尿時や性交時に痛み・かゆみを感じることです。
「トイレやセックスのときになんだか違和感がある・・・」
と思ったら、クラミジアを疑ってみましょう。
クラミジアの感染経路
性病のなかでも日本国内での患者数が多いクラミジアは、『クラミジア・トラコマチス』という細菌に感染することで発症する性病です。
この細菌は性交渉で感染するのがほとんどで、性交時の挿入・ディープキス・オーラルセックスによって移ります。
陰毛をキレイに処理して、コンドームを着用していても感染する可能性があるということを忘れずに。

クラミジアはほんとに多いですよね。少し前にお店の女の子も「うつされた!」って騒いでたわ。
性病は自宅から匿名で検査できる
「性病チェックでわざわざ病院にいくのは面倒くさい・・・」
「そもそも泌尿器科にいくのってなんだか恥ずかしい・・・」
という声も多いですね。
でも知っていますか? 最近は自宅から匿名で性病検査ができるんです。
尿やうがい液、指から採取した少量の血液を専用キットに入れて送るだけで、簡単に性病感染をチェック可能。
クラミジアや淋病、梅毒やHIVまでチェックできるキットもありますよ。
尿検査だけなら5,940円(税込)
「自宅で検査できるのは便利だけど値段が高そう・・・」
「自分で血を採取するなんてなんだか怖い・・・」
という方には、尿だけでクラミジアと淋病への感染をチェックできるキットがおすすめ。
値段も5,940円(税込)とお手頃。
泌尿器科へ行って、検査を受けてもそれなりにお金はかかりますから、決して高くありません。
HIVや梅毒までチェックできるキットなら税込で9,936円。
何人もの女性と避妊具をつけずに関係を持っているなら、自分の未来を守るためにもお金をかけて検査しておくことをおすすめします。

あくまで検査ができるだけで、治療が必要なときは適切な医療機関にお世話になりましょう。
Amazonや公式サイトで購入可能
性病チェッカーはAmazonや楽天などで購入可能。
中身がわからないように梱包された状態で届くので、家族や恋人と一緒に暮らしている方も安心です。
初めて購入する方は、まずは公式サイトで詳しい内容を確認しておくことをおすすめします。
女性と関係を持つのはほどほどに
若くてキレイな女性と体の関係を持ちたい。
性欲は生命としての根幹ですから、異性を求めること自体は決して悪いことではありません。
しかしながら不特定多数の女性と関係を持つ行為は、性病への感染リスクを急激に高めます。
性病の怖さは、感染したことに気づかず違う女性に性病を移してしまうこと。
感染した状態で新たな女性と関係を持つことは、多くの人に性病を広め、苦しみを増やしてしまう恐ろしい行為だと自覚してください。
普段から健康に気を使う、アンダーヘアはすべて処理してしまう、きちんとコンドームを着用する。
体の関係を楽しみたいなら、普段から性病への対策を怠らないようにしましょう。
そして少しでも心配になったときは、早めに性病検査を受けてください。
あなた自身の未来のためにも、女性と関係を持つのはほどほどに。