覚悟はしていたつもりでしたが、Oライン(肛門周辺)の脱毛はとても大変でした。
脱毛前日の自己処理をはじめ、脱毛の施術中、そして施術後数日経ってからも。
お尻周りの脱毛がここまで大変だったなんて…男性のOライン脱毛を舐めていました…
脱毛前日のムダ毛処理が難しい
脱毛の施術を受けるためには、あらかじめムダ毛を処理しておく必要があります。
つまり肛門周りのムダ毛を自分で剃らないといけないということです。
結論を先にお伝えすると、Oラインの自己処理はとてつもなく難しいです。
考えてもみてください、そもそもお尻周りにどれくらいムダ毛が生えているか、確認することも大変です。
お風呂場の鏡で腰をひねってお尻をチェックしたり、手鏡で肛門周辺をチェックしたり。
そして肛門周辺のムダ毛は意外とたくさん生えていますし、毛の向きもバラバラです。
カミソリでキレイにムダ毛を剃るためには、色々な角度から処理していく必要があります。
お風呂場で肛門を覗き込みながらジョリジョリとムダ毛を剃っていく姿…誰にも見られたくありません。

ちゃんと確認してみると、意外なほど肛門周りのムダ毛が多くて、自分自身もドン引きしてしまいます…
デリケートゾーン用のシェーバーが必要
私はOラインのムダ毛処理にヒゲ剃り用のT字カミソリを使いましたが、デリケートゾーン用のシェーバーを使ったほうがいいと思います。
女性用のものが多いですが、男性でも普通に使えるため2,000〜3,000円前後のものを1つ買っておいた方がよさそうです。
丁寧に扱えばカミソリでも問題ないのですが、万が一横滑りして肌を傷つけたりしたら大変です。
肛門近くに傷をつけてしまうと、日常生活に支障をきたしてしまいます。
お尻周りのムダ毛処理をお願いできる人がいるならまだしも、ひとりで処理するならなおさら安全なシェーバーがおすすめです。
お尻をカミソリで切ってしまって、病院に行くようなことだけは絶対に嫌ですからね…
脱毛の施術中は精神を鍛える戦い
脱毛前の自己処理は、時間をかけて丁寧にやれば無事に乗り越えられます。
次に待っているのは施術中の苦しみです。
当然のことながら、VIOラインを脱毛するときは下半身丸出しです。
最初は紙パンツを履くことになりますが、最終的に紙パンツは撤去されます。
どんな苦しみを乗り越えることになるのか、順を追ってご説明します。
肛門周辺を念入りにシェービングされる
お尻を丸出しにされて、いきなり脱毛が始まるのかというと、そうではありません。
まずはムダ毛の剃り残しを処理していくことになります。
誰かに処理をお願いしない限り、Oラインのムダ毛をきっちり処理するのは難しいです。
脱毛サロンのスタッフさんが電気シェーバーで処理してくれるのですが、それはもう念入りに剃ってくれます。
最高に恥ずかしかったのは、自分の両手でお尻をグイッと広げて肛門がよく見えるようにすること。
そりゃお尻が閉じている状態ではキレイにムダ毛を処理できませんから。
こんなにお尻の穴をまじまじと観察されることなんて…生まれてハジメテです…
そして穴のキワまで丁寧にシェービングしてくれます。
変わったプレイがお好きな男性でない限り、はじめての感覚がたくさん脳に伝わってくることになります。
お尻をつかむ両手にも力が入ってしまいます。

脱毛サロンやクリニックによっては、剃毛代が有料になっているので事前に確認するようにしましょう。
光(フラッシュ)脱毛でもそこそこ痛い
肛門周辺の剃り残しを念入りにシェービングされて、既にこの時点で体力の大半を奪われています。
そしてここからいよいよ脱毛開始です。
痛みが少ないことを理由に光(フラッシュ)脱毛を選んだのですが、光脱毛でも肛門周辺はそこそこ痛いです。
肛門にパチっとした痛みを味わうのも生まれてハジメテです…
痛みだけではなく熱も感じます。
熱くて痛いというダブルの苦痛を、肛門周辺に何度も味わいます。
光脱毛より痛いといわれるレーザー脱毛だった場合、一体どれだけの痛みがお尻を駆け抜けるのでしょうか。
想像しただけでお尻の穴がキュッとなります。
お尻が敏感な男性は大変かもしれない
私自身、お尻周りの刺激に慣れているという訳ではありませんが、敏感な男性はちょっと大変かもしれません。
スタッフさんは手袋をしているとはいえ、シェービング中や施術中はお尻周りを触られます。
中には自分の意志に反して勃起してしまう男性もいるでしょう。
図らずも立ち上がってしまった場合は、時が経つのを無心で待つしかありません。
サロンスタッフさんも生理現象として受け流してくれますので、心を無にしましょう。
サロンのスタッフが男性でよかった
私が通っているのは男性専用の脱毛サロンで、スタッフも全員男性です。
サロンによっては女性が施術することもありますが、男性スタッフしかいないサロンを選んで本当に良かったです。
レーザー脱毛なら「これは医療行為だから…」と自分を納得させられるかもしれませんが、光脱毛はあくまで美容行為。
肛門周辺を念入りにシェービングされたり、熱さと痛さで攻められたり、美人スタッフさんにお願いするのはちょっとツラい…
むしろ女性にお願いしたい!という男性もいるでしょうから、ニーズに合わせて脱毛サロンをお選びください。

男性スタッフなら「絶対に勃起してなるものか…」と意地でも頑張れるのでおすすめです。笑
Oライン脱毛後はお尻がチクチクする
無事に施術が終了して、痛みと恥ずかしさから解放されたはいいものの、数日経つとお尻がチクチクしてきます。
光脱毛は1回の施術で脱毛が完了するものではありませんから、ちょこちょことムダ毛が再生してきます。
カミソリで処理した毛は、毛の先端が固くなってしまうためチクチクしやすいのです。
とくに肛門周辺に生えてくるムダ毛は、ただ歩いているだけでもチクチクして気になります。
痛いというわけではありませんが、不快感はあります。
美しいお尻を手に入れるための努力
Oラインのムダ毛をツルツルの状態にまで脱毛しようとすると、だいたい1年弱は脱毛サロンに通うことになります。
1〜2ヶ月単位で施術を受けて、5〜6回も続ければほとんどの男性はムダ毛がなくなるそうです。
もちろん毛量や毛の固さや太さによって個人差はあるので、一概にいえない部分もあります。
また1ヶ月後には、お風呂場でムダ毛を処理して、お尻を両手で広げながら光を受け止めないといけません。
なかなか精神的にツライですが、美しいお尻を手に入れるためには、困難を乗り越えないといけないということなのでしょう。

毛深すぎるアンダーヘアを本気で嫌がる女性もいるので、痛みと恥ずかしさを乗り越えてツルツルを目指しましょう。
Oラインのムダ毛処理は覚悟が必要
私の場合、肛門周りにびっしりとムダ毛が生えていて、お世辞にもキレイとはいえない状態でした。
ヒゲを脱毛する際にまとめてキレイにしてもらおうと、安易に判断してしまったのですが、よく考えて判断すべきでした。
とはいえ始めてしまった以上、途中で止めることは考えていません。
痛みと恥ずかしさを乗り越えて、ムダ毛のないプリケツを手に入れてやろうと思います。
Oラインの脱毛を考えている男性は、しっかりと覚悟を決めてから挑むことをおすすめします。