下半身のムダ毛を全部剃ったことはありますか?
「すね毛なら剃ったことがある」という方は多そうですね。
ではアンダーヘア、わかりやすく表現するならチン毛とケツ毛まで剃るとなるとどうでしょうか。
この度、当サイト管理人はメンズ脱毛に通ってパイパンになることを決意しました。
脱毛するときは、事前にムダ毛を剃っていかないといけません。
今までヒゲは毎日剃っていましたが、下半身、とくにアンダーヘアをすべて剃るのは初体験。
いうなればシェービング処女。
このページでは、処女なりに奮闘して、得られた学びをわかりやすく整理しました。
近いうちに下半身のムダ毛を処理しようと考えている方は、ぜひ参考にしてもらえたらと思います。
くれぐれも私と同じ失敗を繰り返さないように・・・
下半身のムダ毛を剃るために準備したもの
下半身のムダ毛を剃るために用意したものは2つ。
- ヒゲ剃り用のカミソリ
- シェービングジェル
「毛を剃るときは、ボディソープでもなんでもいいですよ。」
とメンズ脱毛サロンのスタッフさんからアドバイスをもらっていたのですが、肌に優しそうなジェルを使ってみることに。
シェービングジェルにはひんやりするクールタイプも販売されていますよね。
ヒゲを剃るなら気持ちいいですが、デリケートゾーンのシェービングですからマイルドタイプがいいでしょう。
実際に試したことはないのですが、局部がスースーするのは気持ちいいものではないかと・・・
縮れた毛が家中に散らばってしまうと大変なので、決戦の場はお風呂場です。
下半身のムダ毛を全部剃るときの注意点
いよいよシェービング開始。
まずは片足だけを剃ってみたんですが、すでにこの状態で疲れ果てています。
というのも下半身のムダ毛を剃るのってすごく大変です・・・
ヒゲと比べて単純に面積が広いという点もありますが、デリケートなゾーンはとくに精神的にも疲れます。
下半身のムダ毛を剃るうえで、注意すべき点を整理してみました。
- カミソリに毛が絡まって剃れなくなる
- ワンストロークできれいに剃れない
- 肌がデコボコしている部位は怖い
- Oラインは鏡で見てもわかりづらい
- お風呂の排水口に恐ろしく毛がたまる
それぞれについて詳しく解説していきます。
ちなみに、アンダーヘアと両足のムダ毛を全部剃り終えるのに1時間以上かかりました・・・
カミソリに毛が絡まって剃れなくなる
そもそもどれくらいムダ毛が生えていたのかというと、ご覧の通り。


局部はさすがに載せられませんが、ご想像どおりの毛量を誇ります。
これをすべてカミソリで剃るわけです。
いざ剃ってみると、ワンストロークで毛が絡まってしまい、あっという間にカミソリがダメになります。
剃っては洗面器でバシャバシャと毛を落として、剃っては洗面器で毛を落として・・・の繰り返し。
洗面器で洗うだけでは毛が落ちなくなってくるため、手で絡まった毛をむしり取ったり・・・
カミソリは新品の刃を使いましたが、そもそもヒゲ剃り用のカミソリですから、長い毛を剃ることを想定して作られていません。
長いムダ毛はあらかじめカットすべき
効率的に下半身のムダ毛を剃るのなら、事前に電気シェーバーなどを使って長い毛を剃っておいたほうがよさそうです。
伸ばしっぱなしのVライン(チン毛)はハサミで切ってしまってもよさそう。
シェーバーやハサミではどうしても数ミリ残ってしまうので、仕上げとしてカミソリを使えばキレイにムダ毛を処理できます。
ハサミとカミソリ、2段階で処理するのは面倒に思えますが、最初からカミソリを使うより遥かに効率的です。
電気シェーバーのトリマー刃を使う
「下半身のムダ毛処理のために、わざわざシェーバーを買うのはイヤだ!」という気持ちもよくわかります。
普段使っているヒゲ剃り用のシェーバーにトリマー用の刃がついていれば、下半身のムダ毛処理にも活用できますよ。
私が普段使っているブラウンのシリーズ7には、写真のようにトリマー刃がついています。
実際に使用したあとの写真なので汚いですが・・・
長く伸びたチン毛も、ザクザク切れるので便利です。
ただし、意外と刃が鋭いので気をつけないと肌を痛めます。
腕や足のムダ毛処理には使いやすいですが、玉の裏側やOライン(肛門)は危険なのでおすすめしません。
ワンストロークできれいに剃れない
下半身のムダ毛をまじまじと観察したことはありますか?
先ほど、カミソリに毛が絡まってワンストロークできれいに剃れない、とご説明しました。
ワンストロークで剃れないのは、毛の量が多いこと以外にも原因があったんです。
それは、毛の生えている向きがバラバラだということ。
とくに太ももやアンダーヘアは、いろんな方向へ毛が伸びています。
その点、すね毛は比較的素直で、ほとんどが重力に従うように伸びているため剃りやすいです。
カミソリの向きをこまめに変えながら剃らないといけないので、ひとつの部位を剃るだけでも意外と時間を奪われてしまうんです。
肌がデコボコしている部位は怖い
毛の向きが整っていなくても、すねと太ももはまだ剃りやすいほうです。
なぜなら肌が真っ直ぐだから。
ここで問題になるのは玉袋。
あなたの玉袋、今どんな感じですか?
個人差はあったとしても、ほとんどの男性はシワシワな袋をぶら下げているはず。
何も考えずに勢いよくカミソリを滑らせてしまうと、最悪の場合、男の勲章を傷つけてしまいます。
袋のシワを伸ばしながら、丁寧にゆっくり剃っていかないと非常に危険。
玉袋自体にはそこまでムダ毛は生えていませんが、とくに慎重にならないといけません。
Oラインは鏡で見てもわかりづらい
下半身シェービングで最難関となるのが、Oライン。
つまり肛門です。
今、自宅でこの記事を見ているなら、手鏡やスマホのセルフィーカメラで、お尻をチェックしてみてください。
意外なほどたくさん生えている尻毛にドン引きする男性も少なくありません。
真実から目を背けたくなる気持ちもよくわかります。
でも剃ると決めたんです、私は、パイパンになるんです。
お風呂場で鏡を見ながら、恐る恐るカミソリを滑らせていくわけですが、ちゃんと剃れているかどうかがわかりづらい。
剃ってみて、鏡でチェックして、の繰り返し。
下手にカミソリをすべらせて、デリケートゾーンを傷つけるのだけは絶対に避けたい。
さすがに妻に肛門の毛を剃ってもらうわけにもいきません。
とにかく慎重に、でも着実に、肛門周りの毛を剃っていくしか道はないんです。
お風呂の排水口に恐ろしく毛がたまる
最後に、お風呂の排水口も大変なことになります。
さすがに見た目がアレすぎて写真を撮ることは控えましたが、完全に黒い塊が完成していました。
なにも知らない人が見たら、妖怪のたぐいが現れたと勘違いしてもムリはありません。
Vラインのムダ毛以外は1センチ程度の短い毛ばかりですが、まさにチリも積もればです。
排水口によっては詰まってしまう可能性もあるので、あらかじめ髪の毛を取るためのネットなどを用意しておいたほうがよさそうです。
下半身のムダ毛を剃毛してわかったこと
疲れ果てながらも、一通り下半身のムダ毛を剃り終えることができました。
物心がついてからというもの、ずっと毛が生えた状態の下半身を見てきたので、無毛状態の自分がすごく新鮮に思えます。
ムダ毛が生えた状態では気づくことができませんでしたが、素肌ってこんなにキレイなんですね・・・笑
右足の人差し指がちょっと赤くなっているのは、カミソリを引っ掛けてしまって血が出てしまったから。
安全装置はついているものの、カミソリも立派な刃物なので気をつけないとダメですね・・・じんわりと痛かった・・・
アンダーヘアがなくなることの違和感
局部のムダ毛も全部剃ったことで、なんだかたくましさが失われたように思います。
男としての威厳が損なわれたというか・・・ほんのり小さくなったようにも見えてしまいます。
周りの毛を剃っただけで、局部には何も変化が出ていないはずなんですが。
また想定はしていましたが、Oラインがチクチクして落ち着きません。
仕事中や電車で移動しているときなど、座っているとお尻がムズムズします・・・
もしかすると剃り方が悪かったのかも。
Oラインのシェービングは、今後も効果的なやり方を研究してみないとです。
アンダーヘアの再生スピードはとくに早い
アンダーヘアをすっきり処理して、一時的とはいえパイパンになった私。
でも2〜3日もすると生えてきます。
Vラインの毛はとくに再生するスピードが早いように感じます。
子孫を反映させるために、本能的に局部を守ろうとするのかもしれませんね。
脱毛に通わないとなると、週に2〜3回は剃らないとツルツルをキープできません。
パイパンを維持することの大変さを身をもって痛感しました・・・
安全に剃れるようにボディトリマーを購入
後日、より安全にアンダーヘアを処理できるように、パナソニックのボディトリマーを購入しました。
メンズ脱毛は1年以上通うことになりますし、2ヶ月に1回は伸びてきたアンダーヘアを処理しないといけないんです。
アンダーヘアに限らず、すね毛やワキ毛など、あらゆるムダ毛処理に使えるスグレモノ。
詳しいレビューについては以下の記事をご覧ください。
剃毛後のケアはハトムギ化粧水とニベア
「ムダ毛を剃った後はきちんと保湿しておいてくださいね」と脱毛サロンのスタッフさんにいわれていたので、きちんと保湿しておきました。
元々お風呂上がりに使っていたハトムギ化粧水と、乾燥が目立つ部分に塗っていたニベアの青缶。
百貨店などに行けば1本1万円くらいするメンズコスメも売っていますが、わざわざ高いものを使う必要はないと思います。
ハトムギ化粧水とニベアならどこのドラッグストアでも売ってますし、Amazonでもすぐに買えます。
高いものをちょびちょび使うより、安いものをじゃぶじゃぶ使って、たっぷり保湿したほうが絶対にいいはず。
ジョリジョリした質感は残ってしまいますが、しっとりと女性の肌のような太ももになった気がします。
施術前の剃毛は時間に余裕を持ってやろう
今回、私は右足の指をカミソリで傷つけてしまいました。
ヒゲ剃りでカミソリの扱いには慣れていたつもりでしたが、くれぐれも慎重にやらないと危険です。
局部を傷つけて、血が止まらなくなったりしたら救急車騒ぎになりかねません。
アンダーヘアと両足をまとめて処理しようとすると軽く1時間を越えてしまうので、2日に分けて処理するのもおすすめ。
下半身のムダ毛を処理するときは、時間に余裕を持って落ち着いてやりましょう。
30年分生え続けた下半身のムダ毛を剃り終えて、なんだか体が軽くなったように思えます。
2年後には脱毛サロンに通うのも終わって、ムダ毛がほとんど生えないツルツルボディになれているはず。
早くパイパンになりたいです。