ファッションでヒゲを伸ばす男性が増えています。
ヒゲを伸ばすと見た目の印象は大きく変わりますし、顔に陰影が加わることで小顔効果も期待できます。
しかしながら、一歩間違うと不潔な印象を与えるだけになってしまう諸刃の剣。
どのようにヒゲを伸ばせば女性からカッコいいと思ってもらえるのか、反対にどのようなヒゲはNGなのか、この記事で詳しく解説します。
おしゃれのためにヒゲを伸ばそうと考えている男性は、ぜひチェックしてみてください。
女性からカッコいい!と思われるヒゲの生やし方
男性のヒゲに対する女性の好みは人それぞれ。
ツルツルじゃないとイヤ! という女性もいれば、あごヒゲにセクシーさを感じる女性もいます。
代表的なヒゲの生やし方や整え方のコツ、女性たちの本音について順に見ていきましょう。
あごヒゲ
あごヒゲは、今までヒゲを生やしたことがない男性にとって、もっとも挑戦しやすい部位。
日本人男性はあごが短く、幼い印象の顔立ちの方が多いです。
あごヒゲを伸ばすことで顔が縦長に見えて、大人っぽい印象になるというメリットもあります。
男性のヒゲが苦手……という女性でも、あごヒゲのみなら大丈夫という女性も多いです。
これからヒゲを伸ばそうと考えているのなら、まずはあごヒゲから伸ばしてみることをおすすめします。
あごヒゲを伸ばすときは中央部分を長くして、サイドに行くにつれて短めに整えるとバランス良く見えますよ。

あごヒゲを伸ばしているとオシャレ感が出ますよね。
口ヒゲ
口ヒゲも顔の印象がガラッと変わります。
顔の中心部で目立つため、イメージチェンジしたい男性におすすめです。
口ヒゲを伸ばしていると、ワイルドに見えて素敵♡ と女性ウケも悪くありません。
しかしながら口ヒゲは顔の印象を大きく左右するため、整え方が難しい部位でもあります。
口ヒゲを生やす際は、唇に触れるほど長く伸ばすのは絶対にNG。
食事の際にヒゲに食べ物がついて不衛生になりがちなので、こまめに整えて清潔感のある長さをキープしましょう。

口ヒゲを伸ばすと一気にオジサンっぽい見た目になりますよね。ダンディさを演出したいならいいんじゃないかな。
ほほのヒゲ
ほっぺた周りのヒゲは、日本人男性にとって難易度のもっとも高いヒゲといえます。
社会人として働いている場合、あごヒゲや口ヒゲは許されても、ほっぺた周りのヒゲを認めてくれる会社はほとんどありません。
どうしても不潔な印象を与えてしまいますし、あまり広範囲にヒゲを生やすと実年齢より老けて見えてしまいます。
ほほにヒゲを生やすなら、もみあげからあごにかけてヒゲを細くつなげる程度に整えるのがいいでしょう。
ヒゲがまばらに生えているとできませんが、うまく整えられると顔の横幅が細く見えて精悍な顔立ちになります。
アーティストやスポーツ選手でほほのヒゲを生やしている男性も多く、女性ウケもいいですね。
小顔効果を狙いたい男性にもおすすめの生やし方です。

たしかにカッコいいですけど、メンテナンスが大変そう。
不潔感はNG!女性ウケが悪いヒゲの生やし方
ここまで女性ウケのいいヒゲの生やし方や整え方をご紹介しましたが、ここからは絶対に避けるべきヒゲの生やし方をご紹介します。
おしゃれのつもりで伸ばしていたのに、周りの女性から嫌われてしまうのは避けたいですよね。
どのような点に気をつけるべきなのか、順に見ていきましょう。
ただ伸ばしただけの無精ヒゲ
形を整えるわけでもなく、ただ生えてくるままに伸ばした無精ヒゲは女性から嫌われます。
身だしなみを整えることに興味がなく、自堕落な生活を送っているように見えてしまうのです。
生まれつき口の周りにしかヒゲが生えないなど、手を加えずにカッコよく生えるならまだしも、ほとんどの男性は何かしら手入れをしないといけません。
お金を持っていない不潔な男、という最悪な印象を与えてしまわないためにも、毎日ヒゲを整えて清潔感のある見た目を意識しましょう。

短いヒゲがぶわぁーっと生えているのを見ると、背筋がゾッとします……ほんとムリ……
顔のタイプに合っていないヒゲ
ヒゲを伸ばすことに憧れる男性は多いものの、残念ながらヒゲが似合うかどうかは顔立ち次第。
童顔や丸顔でヒゲを伸ばしてしまうと、どうしても違和感があって奇妙に見えてしまいます。
カッコいいと思われることはなく、「あぁ…あの人ムリしてるなぁ……」とシラけた目で見られるだけです。
顔立ちだけではなく、ヒゲが似合わないファッションもあります。
清潔感のあるコンサバティブな格好や、若々しいカジュアルな格好にヒゲは似合いません。
全体のバランスを見て、自分に似合うかどうかを見極めてからヒゲを生やしましょう。

ファッションセンスに自信がないなら美容室で髪を切ったときに、美容師さんに聞いてみたらいいんじゃないかな。
あまりに個性が強すぎるヒゲ
自分をアピールするつもりで、個性的なヒゲを生やす男性がいます。
自分のスタイルを貫くのもひとつですが、女性からモテたい! カッコいいと思われたい! と思うなら、どのようにヒゲを伸ばすかはよくよく考えましょう。
周囲から浮いている変人と見られたり、変わり者だと思われて女性から敬遠されてしまうリスクがあります。
ヘアカタログやファッション誌を参考に、流行のヒゲの生やし方を研究することをおすすめします。

仙人みたいにヒゲを伸ばしてる人もいますよね。見てて面白いですけど、仲良くなりたいとは思わないな。
おしゃれにヒゲを伸ばすための基本テクニック
ヒゲを伸ばすだけなら簡単ですが、問題はヒゲの整え方。
ある程度伸びてきたら長さも整えないといけませんし、寝ぼけながらヒゲを剃っていると、せっかく伸ばしたヒゲを台無しにしてしまうことも。
ここからは、おしゃれにヒゲを伸ばすための基本テクニックについてご紹介します。
毛抜き
もっとも確実かつ手軽にヒゲを整えられる道具といえば、毛抜きです。
1本ずつヒゲを抜いていくため、細かい微調整も自由自在。
ただし毛抜きの扱いに慣れていないと、それなりの痛みを伴います。
肌が傷ついて炎症を起こしたり、埋没毛や黒ずみといった肌トラブルを引き起こすリスクも。
大量のヒゲを処理するとなると、単純に時間もかかりますね。

ヒゲって太くて固いから抜くの痛そう。
カミソリ
普段から使用しているカミソリで、ヒゲを整えるのもひとつ。
あごヒゲや口ヒゲの生えている部分を微調整したり、不要な部分は剃ってしまうなどオールマイティーに使えます。
ヒゲの長さは調整できないため、ある程度ヒゲが伸びてきたらハサミなどでカットしましょう。
敏感肌の男性だとカミソリ負けしたり、手元がすべって出血してしまうデメリットもあります。

アゴに絆創膏を貼っている人をたまに見かけますけど、ちょっとカッコ悪いですよね。
ヒゲトリマー
本格的にヒゲを伸ばしていくつもりなら、専用のヒゲトリマーを買いましょう。
一般的なヒゲ剃り用シェーバーとはちがって、ヒゲを整えるための機能がすべて搭載されています。
バリカンのような機能でヒゲを長さを整えられることはもちろん、ディティールも手軽に微調整できますよ。
2,000〜3,000円程度の安価な製品は耐久性が低かったり、剃り心地も悪いなど、あまり評判がよくありません。
乱暴に扱わない限り長く使えるものですから、1万円前後のものをおすすめします。
ヒゲ脱毛
こまめに手入れをするのが面倒くさい! という男性にはヒゲ脱毛がおすすめ。
レーザー脱毛やニードル脱毛なら、伸ばしたい部分だけを残して不要な部分のヒゲをキレイに処理できます。
アゴや口周りなど、伸ばしたい部分のヒゲの量も適度に調整できるため、ヒゲが濃い男性にこそおすすめ。
とくにニードル脱毛は、1本ずつ処理するのでデザインが自由自在。
永久脱毛なので、毛抜きのように再度生えてくることもありません。
脱毛範囲が狭ければ費用は2〜3万円、分割払いなら月額3,000円程度の負担で通うことも可能です。
毎朝ヒゲを整えることを面倒に感じているのなら、脱毛サロンやクリニックの無料カウンセリングで詳しい話を聞いてみましょう。

身だしなみにお金を使える余裕のある男性は素敵♡
清潔感を感じられるヒゲの生やし方を研究しよう
男性のヒゲは、おしゃれなイメージと不潔なイメージが紙一重。
自分に似合うヒゲを研究してキレイに整えば、ワイルドでおしゃれなイメージを演出できるでしょう。
生理的にヒゲがNGという女性がいることも事実ですが、清潔感のあるヒゲなら拒絶される心配は少ないです。
こまめに手入れするのは意外と大変ですから、伸ばさない部分のヒゲは脱毛したり、専用のシェーバーを使うことをおすすめします。
毎朝ヒゲを整えることを面倒に感じてしまうなら、ムリにヒゲは伸ばさないほうがよいです。
自分に合ったヒゲの伸ばし方を研究して、男らしい見た目を手に入れましょう。