毎日丁寧にヒゲを剃っているのに、頻繁にニキビができてしまう…と悩んでいませんか?
ツルンっとなめらかな肌を目指すなら、ヒゲの剃り方とスキンケア、それぞれを見直してみましょう。
カミソリや電気シェーバーでヒゲを剃るときの注意点と、肌状態に合わせたスキンケア方法について詳しく解説します。
カミソリやシェーバーでヒゲを剃るリスク
毎朝のヒゲ剃りに欠かせないカミソリや電気シェーバーですが、正しく使わないとニキビを増やす原因を作ってしまいます。
なぜヒゲ剃りでニキビができてしまうのでしょうか。
カミソリ、シェーバーそれぞれの注意点をチェックしてみましょう。
カミソリは肌表面を傷つけやすい
価格も安く、電源が無くても使えるカミソリは、もっともオーソドックスなシェービングアイテムです。
忘れてはいけないのは、カミソリも立派な刃物だということ。
肌を切らないように安全に配慮した設計になっているものの、肌へのダメージがゼロになるわけではありません。
痛みや出血、かゆみが無くても肌表面を傷つけていることも多いです。
カミソリでつけてしまった傷がきっかけとなって、ニキビができてしまうのです。
角質が薄くなるとニキビができやすい
どうして肌に傷がつくと、ニキビができてしまうのか。
それは肌表面にある角質が関係しています。
角質は肌を刺激から守り、健康的な状態を維持する大切な層です。
カミソリの刃によって傷ついてしまうと、バリア機能が弱ってしまうことに問題があります。
傷つけられた肌は刺激に弱くなり、雑菌の繁殖や炎症に対する抵抗力が無くなり、ニキビができやすくなってしまうのです。

カミソリを使っていると、ニキビを潰してしまうことも多いみたいですね。血が出て痛そうです…
電気シェーバーも深剃りに注意
カミソリと比べて安全に使えるイメージの強い電気シェーバーも、油断は禁物です。
シェーバーは肌に強く押し当てても痛みを感じにくく、キレイに剃ろうとして、ついつい深剃りしがちです。
深剃りは角質を削りすぎてしまい、肌のバリア機能を低下させます。
ニキビができやすい環境を作らないためにも、シェーバーを強く当てすぎないことが大切。
直接刃が当たらないから大丈夫…と安易に考えず、シェーバーも慎重に扱いましょう。
強く押し当てないとキレイにヒゲが剃れない…と感じるなら、シェーバーの性能の限界かもしれません。
最新式の、性能がいいシェーバーへの買い替えを検討しましょう。
定期的な洗浄や刃の交換は必須
電気シェーバーを使った後は洗浄液につけたり、オイルを指しておくなど、こまめな手入れが大切です。
少し切れ味が落ちてきたと感じたら、ケチらず早めに刃を交換しましょう。
電気シェーバーの替刃は値段が張りますが、ニキビ予防のための必要投資と考えましょう。
切れ味の鈍った刃を使い続けていると、ヒゲ剃り時の肌負担が増えてしまいます。
傷口に雑菌も入り込みやすくなるため、ニキビが増えてしまいますよ。

少なくとも1年に1回は、シェーバーの刃を変えたほうがいいみたいですよ。うちの旦那は何年使っているのかしら…
スキンケアを見直して大人ニキビ予防
カミソリやシェーバーをバッチリ使いこなせても、シェービング後のスキンケアを怠るとニキビが発生しやすくなります。
とはいえ、化粧水や乳液なんてつけたことがない…!という男性も少なくありませんね。
美容に関する知識がなくても、手軽にできるスキンケアの基本を押えておきましょう!
洗顔は肌をこすらないように
ニキビが気になる男性は、洗顔のときも油断しないようにしましょう。
というのも、男性は顔を洗うときにゴシゴシと強くこすってしまいがちです。
ヒゲ剃りでもダメージを受けているのに、洗顔で必要以上に肌を刺激するのはよくありません。
たっぷりの泡で、優しく顔を洗うようにしましょう。
ゴシゴシこすらないと顔の脂が落ちない!と思いがちですが、まずはその考えを改めましょう。
ニキビ予防に効果的な成分が含まれる洗顔フォームを活用すると、なお良いですね。
ちなみに、顔の洗いすぎもNGです。
とくに顔の皮脂が減りはじめる30代や40代の男性は、洗顔フォームの使用は夜だけでも十分です。
朝はお湯だけで顔を洗って、適度に油分を残すようにしてみましょう。
10代や20代の男性でも、1日に何回も洗顔フォームを使うのはよくありません。
多くても朝と夜の2回までにしておきましょう。
保湿ケアがニキビ予防のカギ
先ほどもご説明したとおり、ヒゲ剃り後は角質が薄くなって非常に乾燥しやすい状態になっています。
乾燥を放置すると肌荒れやニキビにつながるため、適切に保湿しましょう。
化粧水をパシャパシャとつけてから、乳液を使用することで、肌に水分と油分を補給できます。
化粧水だけだと水分が逃げてしまうため、乳液の油分でフタをする必要があります。
油をつけたら顔がテカるのでは…?と心配する男性も多いですが、安心してください。
むしろ皮脂が足りていないときほど、肌を守るためにテカりやすくなってしまいます。
適度な油分はテカリ予防にも効果的です。
また、肌のカサつきがひどい場合は保湿クリームもあわせて使いましょう。
季節に合わせて快適に使える化粧品で、毎日欠かさずに保湿ケアをすることが大切です。

何種類も基礎化粧品を買うのは面倒くさい…という男性にはオールインワンジェルがおすすめです。
肌質に合わせた化粧品を使おう
ヒゲ剃り後の肌は、外的な刺激を受けやすくなっています。
ヒリヒリを感じやすい肌質なら、アルコールや清涼剤を含まないマイルドな化粧品を使いましょう。
メンズ向けの化粧品ブランドの多くは、アルコールやメントールなどを含んでいます。
「クールタイプ」や「清涼感」「爽快感」などと表記されているものは、刺激も強めですね。
敏感肌である自覚があるなら「低刺激タイプ」「アルコール・着色料・香料フリー」などと書かれた化粧品を選ぶといいでしょう。
場合によっては、女性向けの基礎化粧品を試してみるのもおすすめです。

彼女がお泊まりに来たときなど、どんな化粧水を使っているのかチェックしてみてください。
大人ニキビに悩むならヒゲ脱毛もおすすめ
朝の時間帯は忙しくて、シェービングやスキンケアを丁寧にやってる余裕がない…という男性も多いですよね。
仕事やプライベートがバタバタしていて、スキンケアにあまり時間をかけられないなら、ヒゲ脱毛を検討してみてはいかがでしょうか。
ニキビができやすい体質の男性は、この先もずっとヒゲ剃りの問題と向き合っていかないといけません。
その点、ヒゲを脱毛してしまえば、毎日のヒゲ剃りの手間が省けてニキビの発生を抑えることもできます。
ヒゲが目立たないようになると、第一印象も大きく変わりますし、肌へのダメージが激減するため美肌効果もアップしますよ。

最近だと、就職活動に備えてヒゲ脱毛に通っている男の子もいるみたいですね。美意識の高い男の子ってカワイイですよね。
ヒゲの濃さを自由に調整できる
脱毛が便利なのは理解できても、いずれはヒゲを生やしてみたいし、ツルツルになるのは嫌だ!という男性もいますね。
ヒゲの脱毛に限りませんが、脱毛は希望の仕上がりに合わせて毛の量を調整できるのでご安心ください。
ヒゲはあらゆる体毛の中でもっとも太く、密度も高いため、少し通っただけで完全にヒゲがなくなることはありません。
また、ニードル脱毛という方法を選べば、1本1本ヒゲを処理していくため、どれだけヒゲを残すか自由自在です。
もみあげからアゴにかけてヒゲを残して、鼻下や頬は完全に脱毛するといったことも可能です。
脱毛サロンやクリニックのスタッフと相談しながら、どの状態を目指すかを考えてみましょう。
脱毛すると毎日のヒゲ剃りが楽に
脱毛には時間とお金がかかります。
顔全体のヒゲをツルツルにする場合、相場は20〜30万円、期間は2年前後かかります。
ヒゲがかなり濃い男性で、フラッシュ脱毛を選んだ場合、3年近く通うこともあります。
脱毛する部位を鼻下だけや首周りだけに絞れば、費用はもっと少なくできます。
とくに気になる部分からはじめれば、6回の施術で3万円前後のプランも多いですね。
決して安くはありませんが、脱毛することで毎日のヒゲ剃りは確実に楽になります。
スキンケアもきちんと続けていけば、大人ニキビも減っていくことでしょう。
面倒なヒゲ剃りから解放されて、ニキビも減らせると考えれば、20万円を投じる価値があると思いませんか?

全身を脱毛するとなると、50万円以上は覚悟しないといけないみたいです。ツルツルボディは憧れますが、さすがに高いですね…
ヒゲ剃りを改善して大人ニキビを撃退
毎日のヒゲ剃りでニキビが増えてしまう男性は、まずはヒゲの剃り方やスキンケアを見直してみましょう。
電気シェーバーの替刃を新しくしてみたり、乳液やクリームで油分を補うだけでも意外と変化を感じられますよ。
ドラッグストアで買える定番のスキンケアグッズを試してみたり、余裕のある方は評判の良いメンズコスメもおすすめです。
値段が高ければいいというわけではありませんが、相応の有効成分が含まれているため、肌の調子も整いやすくなりますよ。
ニキビを原因からブロックするなら、肌へのダメージを最小限にするべくヒゲを脱毛してしまうのもひとつです。
朝起きて、ヒゲを剃らずに外出できるって、ものすごく楽ですよ。
日々のヒゲ剃りとスキンケアを見直して、大人ニキビに悩まない毎日を取り戻しましょう!